Furoshiki

着尺を縫い合わせて、風呂敷に。
一枚の絵から縞(しま)をデザインし糸を染め、昔ながらの日本の織機を使って、着尺を手織りしました。ストライプのタテ糸の色の切り替えから、表情のリズムが広がっていきます。黒いタテ糸を二本を一本にするとその緊張がさらに高まったり、同色でまとまった幅をつくるとまったりと緩んだり、最もシンプルでありながら奥深い、縞のデザインはそう思わせてくれます。(やはり民芸館にある着物の生地や、ヴィンテージのシャツなどに使われているストライプやチェック柄は見応えがあります!)
着尺(きじゃく)とは?
幅40センチ余り・長さ16メートルほどで、前身頃・後ろ身頃・袖・襟をそれぞれパーツごとに裁断し、縫い上げると大人サイズの着物ができあがります。洋服のようなパターンはなく、着尺に対して、垂直にハサミを入れるのみ。四角い布が縫い合わさって着物になり、糸を解くとまた四角い布にもどります。着物の長さを変えたり、袋に縫い変えたりと布を再利用することができる機能的な着尺の布。着物から発生したテキスタイル産地では、この着物の幅の織物が多く、それぞれの土地にルーツのある素材とテクニックをみることができます。
布の無駄がなく、合理的で、着るものや小物として使った最後には、ハタキや雑巾に形を変えて住まいをきれいにし、布としての一生を終えます。
Textile:
Technique ___ Hand weaving, hand dyeing
Material ___ Cotton
